ITサービス企業やMSPがプロジェクトチームを編成する際、そのメンバーが正社員のみで構成されることは稀です。クラウド移行、サイバーセキュリティ案件、MSP運用受託といった重要な案件では、正社員、業務委託、SES、さらにはパートナー企業のエンジニアが混在する「モザイク型」チームが一般的です。このような多角的な構成は多様な専門知識をもたらしますが、同時に大きな課題も生じます。それは、チーム全体の信頼性や個々の資格を顧客や元請にどう証明するか、という点です。顧客から「プロジェクトXにアサインされたエンジニアの資格証跡とコンプライアンス状況を見せてほしい」と要求された際、部門を横断して散在するデータを手動で集める従来のプロセスでは、何週間もかかった挙句、提出時には既に情報が陳腐化しているExcelシートが出来上がる、という事態に陥りがちです。